NSKR

サンブの小屋プロジェクト

手入れ不足と病害で荒れたサンブスギの山林を貴重な資源として捉え直す試みです。

状態がまちまちな木材を上手に使うため、その傾向にあった製材ルールを作り、架構のバリエーションを考えました。

材の大きさ、架構の形、仕口や金物などは、どれも荷重を支え、風や地震に耐える性能と、材特有の条件を重ね合わせた実践的な検証を元に考えられています。

この組み合わせで住宅や店舗や集会所など、色々な建物をつくることができます。

場所の資源が建築を介して小さな流通性を持つことを目指しています。